三陸の海と生物 -フィールドサイエンスの新しい展開-


商品番号 | ISBN9784860790110 |
---|---|
本体価格 | ¥2,500 |
発行日 | 2005年3月15日初版発行 |
判型情報 | A5判 320頁(カラー口絵4頁) |
著者情報
編者:宮崎信之(東京大学海洋研究所)
内容
- 自然の財産に恵まれた三陸沿岸を舞台に、物質循環、沿岸生物の生態、海岸環境保全について、第一線の研究者が分かりやすく解説した魅力の1冊。
- 岩手県、東京大学、国際連合大学により実施されたユニークな研究体制、海岸環境国際共同研究事業からの成果を盛り込む。
- オリジナリティの高い研究が多数紹介されているので、フィールド・サイエンス研究の面白さを知るのに最適。
- フィールド・サイエンスの研究者だけでなく、海と生物に関心のあるすべての自治体職員、市民、学生、高校生、中学生から漁業者までに読んで欲しい本。
1 | 海の生物生産にかかわる秘密 |
---|---|
1. | 海水の流れとその特徴 乙部弘隆(東京大学海洋研究所) |
2. | 物質循環の現状とそのモデル 古谷研(東京大学大学院) |
2 | 沿岸生物の不思議 |
3. | 海草群落の構造をその機能 小松輝久(東京大学海洋研究所) |
4. | 海草藻場の生物多様性 仲岡雅裕(千葉大学理学部) |
5. | 三陸のオキアミ漁業の特徴について 龍憲司(遠洋水産研究所)・寺崎誠(東京大学海洋研究所) |
6. | 海のゆりかご「なみうちぎわ」 朝日田卓・月田齊(北里大学水産学部) |
7. | シロサケの行動とバイオ・ロギング 内藤靖彦(国立極所研究所) |
8. | 漁水に生息するイトヨ 新井崇臣(東京大学海洋研究所) |
9. | マッコウクジラの潜水行動 天野雅男(東京大学海洋研究所) |
3 | 海の環境 |
10. | 内湾の重金属類のモニタリング 山本義和・長岡千津子(神戸女学院大学人間科学部) |
11. | 有機スズ化合物のモニタリング 張野宏也(大阪市立環境科学研究所) |
12. | 有機スズ化合物の生物学的影響 大地まどか(東京大学海洋研究所) |
13. | 有機塩素系化合物の汚染 宮崎信之 / 田辺信介(愛媛大学) |
14. | 三陸の海の環境 川合真一郎(神戸女学院大学人間科学部)・福嶋実(大阪市立環境科学研究所) |
15. | 海洋環境保全における取り組み 宮崎信之 |